2018.6.19 (テスト記事)県南地方のご紹介です

 (テスト記事) 白河市は福島県中通り南部に位置する街です。奥州三関の一つ白河の関が置かれ、みちのくの玄関口として知られています。那須高原に面し、低地の白河盆地にかけて市街地及び農耕地が広がっています。夏涼しく、冬は寒冷であるものの市街地の積雪は少ない気象環境です。古代には白河の関が置かれ、広くその名を知られていました。江戸時代に、城主・松平定信が候補地を比定して、現在公園として整備されている辺りを関跡とした説が有力とされています。戊辰戦争において白河の地は東西両軍にとって要衝の地と目されたため、一大激戦地になるという悲劇を生むこととなりました。歴史遺産や市街の多くを消失しましたが、それまでの藩域は現在の岩瀬郡、須賀川市にまで及んでおり、県内では会津藩に次ぐ大藩でありました。日本初の公園といわれる南湖公園の造営や、日本最古の百科事典集古十種を編纂し、寛政の改革を主導した松平定信は今日でも広く市民に親しまれています。