2018.12.14 第2回 ダンススポーツ技術認定会 を開催しました

 18年12月9日(日)に福島市飯坂学習センターにおいて、福島県ダンススポーツ連盟主催による、第2回技術認定会を開催しました。技術認定会は、JDSF会員(非会員を含む)の自己研鑚の場として、また会員拡大の一環として取組んでいます。ラテン種目・スタンダード種目ともに、グレード6から始まり、次のグレード5へと段階をへて、ランク上位級に挑戦するシステムです。グレードごとに基本ステップ(到達すべきレベル)を学び、フィガー(ステップのつながり)を理解し、自信を持って踊れることを目指して、挑戦していただいています。

 

 技術認定には特典もあります。グレード1をクリアすれば、指導員資格の実技試験が免除となります。競技選手以外の方でも、サークル指導員を目指す方々にとっては、メリットのある認定会となっています。審査は4人の公認技術認定員が、受験者個々人の絶対評価で行います。審査項目は ①ポイズ&ポスチャー(型と姿勢) ②タイミング&音楽 ③フィガー(ステップの構成) ④全体印象 の4つに分けて評価します。それぞれを 5点評価で審査します。  5:大変よく踊っている  4:よく踊っている  3:特に間違いも無く踊っている  2:時々間違いをおかして踊っている  1:ほとんど間違って踊っている

 

 各審査項目が2ポイント以上で、合計評価点数が8ポイント以上の場合に合格となります。今回は第2回目であり、グレード6からグレード3までを実施しました。 参加者10名は背番号を付けて、グレード6ラテン(6名)、グレード6スタンダード(7名)、以下同じく、G5L(5名)・G5S(6名)、G4L(1名)・G4S(1名) 、G3L(2名)・G3S(2名)の方に挑戦していただきました。お相手役は技術認定員・サークル指導者・ダンスパートナーなど選択可能です。

 

 皆さんがそれぞれに努力した結果の認定会であり、午前中はこれまでの復習を行い、午後の試験本番では、緊張しながらも真剣に取組んでいました。受験後は達成感と喜びで和やかな雰囲気となり、晴れやかに受験者全員が合格認定証を授与されました。なお今回は、新たな取組みとして、県内の技術認定員・役員・研修員の研修も兼ねて実施しました。会場の設営・お相手役そして模擬審査を併せて行っていただきました。次回の開催では、主体的に頑張っていただきたいと思います。最後に、第3回技術認定会の開催を来年の7月に計画しています。JDSF会員(非会員を含む)の皆様の挑戦を心よりお待ちしています。(熊谷義昭)