第34回全国健康福祉祭が神奈川県で開催された。コロナ感染の影響で、3年ぶりの待ちに待った大会となった。秋も深まり紅葉の見所も多い中、穏やかな天候にも恵まれ、各地で素晴らしい大会が繰り広げられた。
今回、福島県選手団の派遣者は総勢157名、会期中の参加予定人数は、延べ約60万人(観客含む)とのこと、「笑顔あふれる人生100年時代を目指す」大会だった。
11月12日(土)、横浜アリーナでの総合開会式では、各都道府県と政令指定都市62団体の代表5名が、旗手を先頭としての入場行進をし、広い会場の3Fまで埋まった選手・役員からの拍手で、迎え入れられ開会宣言となった。
式典では、三笠宮彬子女王殿下のおことばに、心優しいエールをいただいた。総合司会の榊原郁恵さんの進行のもと、川村隆一さんの国歌独唱や草笛光子さんのモニュメント点灯、ラッキー池田さんの全員でするダンスの振り付けで雰囲気を盛り上げた。
メインアトラクションでは、松重豊さんがナビゲーターを務められ、昭和から令和への変遷の中での時代ごとの懐メロを生で聴き、自らの青春時代に戻ったような時間を過ごすことができた。
11月13日(日)、ねんりんピックかながわ2022・ダンススポーツ交流大会が、カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)で開催された。
福島県ダンススポーツ代表選手8名は、福幸(復興)ダンサーズとして、心ひとつにして大会に挑んだ。参加49団体・選手206組(412名)がエントリー、最高齢者賞、男子90歳・女子87歳、高齢者賞、男女各3名に記念品が贈られた。
タイムテーブルは、個人戦ラテン2種目と個人戦スタンダード2種目、その後に団体戦 (交流試合) が行われた。
競技の合間では、藤井創太・中村安里 組 (ラテン) と小嶋みなと・盛田めぐみ 組 (スタンダード) が模範演舞を行い、研ぎ澄まされた技術力と繊細なパフォーマンスで会場の選手を魅了し、大会を盛り上げた。
団体戦では、都道府県及び政令指定都市を含めて、49団体で競われた。
競技種目は、● チャチャチャ (江村 泉・貴美子 組) ● ルンバ (和知 重信・嘉栄 組) ● ワルツ (讃岐 純・眞由美 組) ● タンゴ (熊谷 義昭・正子 組)の4種目。
団体の優勝目指して、「楽しく・元気よく」カップルの持ち味を十分に発揮して、のびのびと演技をした。
1次予選→2次予選と採点結果も良く、「これは決勝にいけるぞ!」と最終予選に挑んだ。
しかし準決勝までは進めず、決勝の壁に遮られた結果となった。
残念な思いはあるが、日頃の頑張りと意気込みを次回に繋げ、代表選手として更なる挑戦をすることを約束して、解散した。
なお、福島県選手の個人戦での単科戦入賞は、熊谷組がチャチャチャ 4位 (エントリー組数157組) ワルツ 5位 (エントリー組数188組) タンゴ 5位 (エントリー組数188組) だった。